公益財団法人日本ビフィズス菌センター/腸内細菌学会 Japan Bifidus Foundation(JBF)/Intestinal Microbiology

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バイオジェニックス(biogenics)

食品には栄養機能(一次機能)、風味・嗜好機能(二次機能)、疾病予防などの体調調節機能(三次機能)がある。「体調調節機能」とは、生体防御(アレルギ-低減化、免疫賦活等)、疾病予防と回復(高血圧、糖尿病予防、先天性代謝異常予防等)、体調リズムの調節(神経系調節、消化機能調節、内分泌系調節等)、老化抑制(過酸化脂質生成抑制等)などの作用があげられる。体調調節機能をもった食品を機能性食品と呼ばれ、その作用メカニズムの観点から、プロバイオティクス(probiotics)、プレバイオティクス(prebiotics)、バイオジェニックス(biogenics)の3つに分けられる(図)。

「プロバイオティクス」は、「生菌として摂取し、腸内フローラのバランスを改善し、健康に有利に働く細菌や酵母」で、乳酸菌、ビフィズス菌、納豆菌、酪酸菌などの生菌やヨーグルトなどの発酵乳や乳酸菌飲料がこの範疇に入る。

「プレバイオティクス」は、「腸内フローラのバランスを改善する難消化性食品成分」で、オリゴ糖、食物繊維、B.G.S.などがこれに該当する。

「バイオジェニックス」は、「腸内フローラを介することなく、直接生体に作用し、免疫賦活、コレステロール低下作用、血圧降下作用、整腸作用、抗腫瘍効果、抗血栓、造血作用などの生体調節、生体防御、疾病予防・回復、老化制御などに働く食品成分で、乳酸菌体ペプチド、乳酸菌生産生理活性ペプチド、植物フラボノイド、DHA、EPA、ビタミンA・C・E、β-カロチン、CPPなどの食品成分」が該当する。

バイオジェニックス(biogenics)

(光岡知足)