公益財団法人日本ビフィズス菌センター/腸内細菌学会 Japan Bifidus Foundation(JBF)/Intestinal Microbiology

用語集


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日和見感染 (opportunistic infection)

宿主側と病原体側の間で取れていたバランスが、宿主側の免疫低下により、弱毒病原体や非病原体により成立する感染を日和見感染素呼ぶ。免疫力低下の要因として、糖尿病、腎不全、肝不全、悪性疾患、エイズなどの全身疾患や加齢による体力低下、ステロイド製剤や免疫抑制剤内服によるものがある。このような宿主を、易感染宿主(compromised host)と呼んでいる。日和見感染の原因菌には抗菌薬耐性菌も含まれており、治療が困難となることが多い疾患である。
主要な感染症として、多剤耐性緑膿菌感染症、非結核性抗酸菌症、カンジダ症、クリプトコッカス症、ニューモシスチス肺炎、サイトメガロ感染症、トキソプラズマ症などがある。

(石井良和)