第1回腸内細菌学会
終了いたしました。多数のご参加ありがとうございました。
(第4回臨床腸内細菌研究会との合同集会)
大会テーマ
「腸内細菌研究の新展開」
日時 |
1997年 8月20日(金) |
会場 |
野口英世記念会館 |
会長 |
内田清久(塩野義製薬) |
テーマ |
「腸内細菌研究の新展開」 |
一般演題
- Bifidobacterium 属に特異的なDNAプローブの作製
高田敏彦、松本一政、田中隆一郎(ヤクルト・中研)
- デキストラン硫酸投与による実験的大腸炎における糞便中短鎖脂肪酸の変化
有明浩一郎、大草敏史、桜沢俊秋、石井賢一(東京医歯大・第一内科)星 清子、矢島高二(明治乳業・栄研)
- SAMP1/Yit strainに認められるIBD様腸炎の発現と腸内細菌との関連性に関する研究
松本 敏、今岡明美、岡部好男、梅崎良則(ヤクルト・中研)
- 受賞講演 I
腸内菌による非ステロイド系抗炎症剤で誘発される小腸潰瘍形成の抑制
木下武美1 、片岡佳子1 、単若冰1 、中山治之1 、植島基雄1,2 、下野和之1,2 、 有持秀喜1 、秋本茂1 、平岡功2 、大西克成1
(1徳島大・医・細菌、 2大塚製薬工場・鳴門研究所)
- 腸内細菌連日経口投与によるマウス腸内細菌叢の変化と大腸化学発癌に及ぼす影響
堀江久永、岡田真樹、金澤暁太郎(自治医大・消化器外科)
- Clostridium butyricum のClostridium difficile 感染に対する予防的効果
高橋志達1 、田口晴彦2 、山口博之2 、大崎敬子3 、神谷 茂2
(1ミヤリサン(株)、2杏林大・医・微生物、3杏林大・医・共同実験施設FCM部門
- Helicobacter pylori の糞便からの検出の試みと腸内細菌との相互作用
神谷 茂、山口博之、田口晴彦(杏林大・医・微生物)大崎敬子(杏林大・医・共同実験施設FCM部門)
- 病原性大腸菌O157の増殖と毒素産生に及ぼす腸内有機酸、pH 、嫌気度の影響
新 良一、鈴木百々代(エイ・エル・エイ)、森下芳行(国立感染症研・食衛微)
- 無菌マウスの腸管出血性大腸菌O157感染に及ぼすビフィズス菌とフラクトオリゴ糖の影響
松岡隆介1 、屋池洋美2 、田代靖人2 、大塚佑子1 、山崎省二1 、田村善蔵3
(1国立公衆衛生院、2明治製菓・生物科学研究所、3東京大学名誉教授・日本ビフィズス菌センター)
- 人工哺育新生仔ラットの糞便菌叢:母乳哺育ラットとの比較
井上牧子、矢島昌子、矢島高二、桑田 有(明治乳業・栄研)
- 乳成分の腸内細菌叢に及ぼす影響-マウスを用いた検討-
新 光一郎、寺口 進、尾形朋広、福渡康夫、川瀬興三、早澤宏紀(森永乳業・栄研)
- ガラクトオリゴ糖による腸内菌活性化にともなう腸内細菌叢の形成初期における C.perfringens の動態
森下芳行(国立感染症研・食衛微)、大和田勉、尾崎 彰、水谷武夫(理研・動物試験)、青江誠一郎(雪印乳業・栄養研)
- Lactobacillus GG株による発酵乳のヒト糞便内菌叢および便性に及ぼす影響
細田正孝、橋本英夫、何 方(タカナシ乳業(株)・商品研究所)、辨野義己(理化学研究所・系統保存)
特別講演
「プリオン病」小野寺 節(東京大・大学院・農学生命科学研究科)
シンポジウム
「腸内細菌-胆汁酸-疾病」
胆汁酸と疾病
大菅俊明(筑波大・相川内科病院)
- 大腸発癌と胆汁酸
成澤富雄(秋田医療技術短大)
- 腸内細菌と胆汁酸
内田清久(塩野義製薬)
- ノトバイオートマウスにおける腸内フローラ構成と胆汁酸代謝
成島聖子、伊藤喜久治(東京大・農)
- 腸管内細菌による胆汁酸変換の分子生物学
高嶺房枝、今村禎祐(琉球大・医)、Doerner K.C(Kenntuchy,Biol.)、Mallonee D.H, Hylemon P.B(VCU,MCV,Microbiol. & Immunol.)
PDFファイルを表示するには、Acrobat Reader が必要です。PDFファイルを表示できない場合は、左のボタンをクリックしてインストールしてください。