会長挨拶(9:45 ~ 9:50)山崎省二(国立公衆衛生院)
司会 石橋憲雄(森永乳業・栄科研)
9:50 ~ 10:00 | ヒト糞便より分離された胆汁酸7α-脱水酸化活性を有するClostridium属の新菌種の提唱 ○北原真樹、高嶺房枝、今村禎祐(琉球大・医)辨野義己(理研・培養生物部) |
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10:00 ~ 10:10 | 糞便からのHelicobacter pylori の検出-HpSA検出キットの基礎的評価 ○神谷 茂、大崎敬子、山口博之、田口晴彦(杏林大・医) |
10:10 ~ 10:20 | フラクトオリゴ糖摂取がヒト糞便臭の抑制に及ぼす効果 ○遠藤裕也、尾池洋美、田代靖人、徳永隆久、平山匡男、足立 尭(明治製菓・生科研) |
10:20 ~ 10:30 | 試料中糖質の違いがラット腸内フローラに及ぼす影響について ○荒川 靖子、小笠原和香(女子栄養大)水谷武夫(理研・動物試験室)森下芳行(国立感染研) 司会 梅崎良則(ヤクルト・中研) |
10:30 ~ 10:40 | カゼイン分解乳を飲用する牛乳アレルギー患児の腸内細菌叢と便性状,並びにそれに及ぼすラフィノース添加カゼイン分解乳の影響 岩本 洋(森永乳業・栄科研) |
10:40 ~ 10:50 | DMH誘導大腸腫瘍のガラクトオリゴ糖による修飾 鈴木邦夫(理研・動物・細胞システム) |
10:50 ~ 11:00 | 薬用人参による大腸発癌抑制の作用発現における腸内細菌の役割 ○長谷川秀夫(一都生命科研)辨野義己(理研・培養生物部) |
11:00 ~ 11:10 | Clostridia(fusiform bacteria)による胆汁酸およびステロールの変換 ○内田清久、佐藤尚志、来間和夫、中尾博之(塩野義製薬)成島聖子、伊藤喜久治(東大院・農)山家誠夫(鳥取大・医) 司会 田代靖人(明治製菓・新素材事業部) |
11:10 ~ 11:20 | 各種乳酸菌発酵産物の腸内代謝に及ぼす影響 ○成島聖子、福島和子、伊藤喜久治(東大院・農) |
11:20 ~ 11:30 | Mouse mammary tumor virus(MMTV)によるマウス乳癌発生モデルにおける植物性女性ホルモン様物質の腸内細菌叢による代謝と抗腫瘍効果 ○水沼洋文、金澤曉太郎、大塚 紳、小倉重人、永井秀雄(自治医大 消化器一般外科 ) |
11:30 ~ 11:40 | ノトバイオーラットモデルにおけるL.caseiシロタ株の定着が宿主の成長及び飼料効率に与える影響 後藤友希(ヤクルト・中研) |
11:40 ~ 11:50 | TCR IELによる腸上細胞機能の調節と腸内細菌によるその制御 松本 敏(ヤクルト・中研) 司会 伊藤喜久治(東大院・農) |
11:50 ~ 12:00 | 腸内細菌のOK‐432抗腫瘍効果に及ぼす影響 ―マウス腹水型首腫瘍モデルによる検討― ○上野勲夫、堀江久永、細谷好則、土屋一成、永井秀雄、金澤曉太郎(自治医大 消化器一般外科 ) |
12:00 ~ 12:10 | 水分含有率が腸管出血性大腸菌O157の増殖とベロ毒素産生に及ぼす影響 森下芳行(国立感染研) |
12:10 ~ 12:20 | 腸管出血性大腸菌O157に対するビフィズス菌の効果:無菌マウスにおける感染防御とin vitro における毒素生産に対する影響 難波恭子、八重島智子、石橋憲雄、早澤宏紀(森永乳業・栄科研)、山崎省二(公衆衛生院) |
12:20 ~ 12:30 | 低濃度こはく酸注腸による実験的大腸潰瘍の発生 ○有明浩一郎、大草敏史、桜沢俊秋、石井賢一、石倉隆宏、土屋輝一郎、堀内亮郎、鈴木伸治、下井謙吾、本田公男、榎本靖子、荒木昭博、藤木和彦、高清水一善(東医歯大・第一内科) |
休憩(12:30 ~ 14:00)
司会 山崎省二(国立公衆衛生院)
『粘膜免疫』-腸管免疫を中心として-
清野 宏(大阪大学微生物病研究所)
理事長 光岡知足
『プロバイオティクス・プレバイオティクス』
総合司会 山崎省二(国立公衆衛生院)
辨野義己(理研・培養生物部)
15:00 ~ 15:30 | 消化管におけるプロバイオティクス・プレバイオティクスの機能 森下芳行(国立感染症研究所食品衛生微生物部) 「プロバイオティクスおよびプレバイオティクスの定義、ならびにそれぞれの消化管内機能とくに腸内フローラとの関係についてまとめ、その注目点および問題点について考察を行う。 また、最近の動向、期待される点について言及したい。 |
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15:30 ~ 16:00 | プロバイオティク乳酸桿菌の機能-細胞接着性 山本憲二(京都大学大学院農学研究科) 乳酸菌が腸壁に接着して腸内に滞留するメカニズムを明らかにしようとする研究がさまざまな観点から行われています。私達は乳酸菌が病原性細菌やウイルスと同じように、宿主の細胞膜に存在する糖脂質や糖タンパク質の糖鎖を介して宿主に接着するのではないかと考えてその細胞接着について検討しました。その結果、Lactobacillus 属の乳酸菌が糖鎖に結合することを見出し、この現象を通じて、プロバイオティク乳酸菌の機能とその有効な利用法を検討しました。 |
休憩 | |
16:20 ~ 16:50 | 難消化性オリゴ糖のミネラル吸収促進作用とその応用 太田篤胤(明治製菓(株)生物科学研究所) フラクトオリゴ糖(FOS)の整腸作用は、特定保健用食品などの多くの食品に応用されております。またFOSには、動物実験でCa、Mgおよび鉄に対する吸収促進作用があることを報告してきました。近年、この現象がヒトでも発現することが確認されました。更に、CaBPの誘導作用などの作用機作解明や胃切除モデル動物での顕著な効果など新規な現象も明らかとなっています。これら最新情報を交え本研究分野の動向を解説します。 |
17:20 ~ 17:50 | 微生物が産生する新規なビフィズス菌増殖促進因子の特性と機能 金子 勉(明治乳業(株)中央研究所) チーズスターターの一種(Propionibacterium freudenreichii)が新規なビフィズス菌の増殖促進因子(2‐アミノ‐3‐カルボキシ‐1、4‐ナフトキノン)を生産することを認め、本物質のビフィズス菌に対する増殖応答と電子伝達メディエータとしての機能につき検討した。 |
17:50 ~ 18:00 | 閉会の挨拶 岡村 登(東医歯大・医・保健衛生) |
18:00 ~ 19:30 | 懇親会 |
ビフィズス菌・乳酸菌関連製品及び機器が出展される他、乳酸菌飲料のサービスがございます。
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